【バスケシュート】回転(バックスピン)がかからない?必要性?バックスピンをかけるには?

シュートを教える時、教わる時に
回転、バックスピンをかけろと
教えていると思います。
なぜ回転をかけなければいけないのか?

理由は知っている!

飛距離が伸びる!!!
ボールが入りやすくなる!!!
なんて、教科書通りの理由で

教えては駄目です。

バスケットボール物理学 ピーター・J・ブランカジオ
が書いた本の中には
シュート時 バスケットボールが、

バックスピンをかけることで
エアロダイナミックでの飛行に

影響を及ぼす事は無い。

違う言い方を言えばバックスピンをかけてもかけなくても
飛距離は変わらないという事です。

シュートが外れにくくなる?
バックスピンをかければもちろん、
リングから跳ね返ったボールは

跳ねる場所が良ければ入るかもしれません。
その前にリングに跳ね返る事を前提で
回転をかけているわけではありません。

回転をかけないフローターは、
回転をかけない方が良いとされています。


ではなぜ回転をかけるのか?

回転をかける理由は、同じシュートを再現するための
マッスルメモリーです。
もちろんジャンプシュートには、回転は必要です。
ジャンプシュートのメカニズムがしっかりとしていれば

最後に離れる場所が指先であれば
回転は自然とかかる風にできています。

それは、バックスピンをかける事で、

(指先から)リリースする事で
アーク(アーチ)が高くなり
やわらかいシュートになるからです。

もちろんバックスピンをかけても、アークが低ければ、
リングに吸い込まれる可能性は低くなります。

バックスピンが、かからない人達は、

手のひらで押している、
指の先ではなく指の腹からリリースしている、
手を返しているのにかからないという方は、
肘と手が連動していない等があります。

どうしても回転がかからないという方は、
どこにも力を入れずにシュートしてみてください。

難しいかもしれませんが、リラックスする事で
バックスピンがかかるきっかけになるかもしれません。
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