女子を指導したのは、
ミニバスの小3と小4の二人でした。
もし私がミニバス女子チームを任せられるとすれば、
全員がワンハンドシュートの女子チームにしたいです。
多分ほとんどの方がそうだと思いますが
コーチをしていた頃は、チームをどうしても勝たせたい
という思いがあって、人数も足らないため
届かなければツーハンドシュートと思っていました。
しかしこの行動が子供達にとって
バスケ人生を駄目にさせてしまう。
海外と日本女子を比べるのは、悪いかもしれませんが
海外の女子は50年前からワンハンドシュートに変わっています。
教わる時も男子と混ざってワンハンドシュートを教わります。
ワンハンドシュートは小学校4～5年生になると
だんだんと届くようになってきます。
小学校男子女子の力の差
平均握力調べてみました
小学１年生（ ６才）・・・男子： 9.68 女子： 8.94小学２年生（ ７才）・・・男子：11.04 女子：10.30小学３年生（ ８才）・・・男子：12.96 女子：12.13小学４年生（ ９才）・・・男子：14.97 女子：13.97小学５年生（１０才）・・・男子：17.40 女子：16.55小学６年生（１１才）・・・男子：20.33 女子：19.59中学１年生（１２才）・・・男子：24.71 女子：22.05中学２年生（１３才）・・・男子：31.26 女子：24.34中学３年生（１４才）・・・男子：35.81 女子：25.58
中学校1年生まで
そんなに変わらないです。
ある程度バスケをしていれば
小5ぐらいからは、楽にワンハンドで打てるようになっています。
もし小学生の時にワンハンドを身につけておけば
中学高校になっても苦労はしないはずです。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが
もし私が教えるのであれば目先の結果より
その子供達には
将来活躍してほしい気持ちで教えます。
コメントをもらってから
女子の試合をこの頃、見るようになりました。
遠くからはツーハンド、近くはワンハンドと切り替える選手、
男子で言えば、ワンモーションとツーモーション
ワンハンドシュートに変える時
一番大事なターン、ディップ、スウィープアンドスウェイを
出来るようになるには
ものすごく時間がかかります。
スナップの仕方、リングに対してのからだの方向、
何もかも変わってきます。
将来の為にも初めからワンハンドで打てるように
なっておけば、苦労はしなくて良いと思います。