ミドルシュートや3ポイントでディフェンダーが、
2~3m向こうにいるのに
ディフェンダーが気になって
自分のシュートフォームで打てない
そういった選手は、膝を最初に曲げておく
ワンツーステップ又は、
アンカーを使ってのシュートがクイックショットだと
思っていませんか?
もちろん膝を曲げた状態でシュートはいつもより速く打てます。
膝を曲げてない状態だと、
キャッチ(ディフェンダーが1歩)
ワンステップ(ディフェンダーが2歩)
ツーステップ(ディフェンダーが3歩)
膝を曲げる(ディフェンダーが3歩半~4歩)
シュート
アンカーを使って、膝を曲げた状態だと
キャッチ(ディフェンダーが1歩)
ワンステップ(ディフェンダーが2歩)
シュート
これでも背が低ければ、2~3m近づかれて
ブロックされてしまうかもしれません
ホップショットは、ディフェンダーが近づけるのは、一歩
良いディフェンダーでも1歩半
ホップショットはキャッチ直前にホップして
両足で着地した膝の曲がり具合(膝を抜いた状態)と
反動で
そのままジャンプシュートに向かいます。
ホップショットは、慣れれば
膝を曲げすぎずに反動でシュートが打てるので
早く力を入れずにシュートが打てるようになります。
この一連の動きを小さい時から身につけておけば
体を壊す事がないシュートフォームが出来ます。
ホップショットは、体の小さい日本人にとって一番必要な
テクニックの一つだと思います。
そしてもちろんこのシュートを、背の高い人が見につければ
本当にブロックされにくい選手になります。
ケビン・デュラントがその一人です。
ホップショットを身につけた事で得点王になれました。
ホップショットから少し話がずれますが
いつも言っている事ですがシュートドリルは、何百もあります。
そのシュートドリルを、シュートのメカニックを知らずに
練習しても少々上手くなる程度です。
子供達を競わせるドリル、先に何点とったら勝ち、などのドリルは
絶対にしないでください。
シュートフォームを忘れて、
シュートしてしまうようなドリルは排除してください。
シュートを教える時は、シュートを決める事を教えるのではなく
シュートを真直ぐに打たせる練習、入らなくてもまっすぐならOK
といえばシュートフォーム(シューティングライン)
を意識してシュートするようにすれば
成長した時にシュートの修正を自分で出来る
選手へと変わって行きます。
結果を求める(シュート決めろ!)ではなく
何でシュートが入るのか、そこまでにたどり着く(プロセス)
ドリルを意識した練習をしていけば
良いシューターが増えて行きます。