バンクショットをマスターすれば得点能力が20%上がる

バンクショット:
バンクショットができるとあなたのオフェンス能力は必ず上がります。
バンクショットを使う場所は

bganhhkshotper.jpg


このグラフはノースカロライナ大学での研究によるグラフです。
12フィート(約3.6メートル以内の距離の

一番上のグラフでは、フリースローラインの内側とキーの少し
外側の距離からバンクショットを使うと入る確率が高くなります。

そしてフリースローラインとキーの外側になると、そのままリングを狙ったほうが確率が高くなります。

そして一番下のバンクショットを使ったほうが良い場所は、
12フィート以内の角度が20度から90度なら
バンクショットを使った方が、入る確立が20%上がります。

バンクショットは、リングを狙うわけではないのでターンする時は、四角形に向けなければいけません。

バンクショットはポジションによって当てる場所が違うので、マスターするまでには時間がかかります。

しかし得点能力向上を考えると絶対に無視してはいけないショットです。

バンクショットは、近くからシュートするので、手首をやわらかく使います。
良く言うのが、バックボードにボールを軽くキスさせるです。
ものすごい勢いでバックボードを狙っても
ただボールは跳ねてリングをオーバーしてしまいます。
シュートフォームは、左手のガイドハンドを真っ直ぐに
伸ばしシューティングハンドをできる限り、上にもって行きます。
ガイドハンドが真っ直ぐでも
シューティングハンドは曲がっているはずですので
腕と手首を使いやわらかくボールボードに当てる気持ちでシュートしてください。
ここでも1モーションと2モーションの違いがあると思います。
1モーションの人は、ボールを押すようにシュートしてください。
2モーションの人は。腕を支点にボールをシュートしてください。
そして必ずボールがボードに当たるのは落下途中です。
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リアルショットシステム、つま先重心、かかと重心で決まる?シュートモーション

1モーションと2モーションショットの違いはどうして出るのか?
4スタンス理論では、かかと重心の人は、
肩を支点に腕全体をつかって仰ぐそうです。
ということは、腕を全体を使う1モーションショットが
かかと重心の選手に合います。
つま先重心の人は、手首を使って仰ぐので、
肘を支点にする2モーションが合います。
しかし力のない女性や子供には2モーションでシュートをすると、
届かない可能性が高いかもしれません。
ある程度のジャンプ力と力が付いてきたら、
自分の重心を把握して変えて行けばよいと思います。
皆さんもかかと重心、つま先重心の把握は必ずしておいたほうがよいです。

自分の重心を知ることは自分のパフォーマンスも向上し怪我の予防にもなります。

特にかかと重心の選手たちが、つま先重心の動きをすると、腰、膝、足首、足の甲など怪我の原因になります。
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ディフェンスの重心

前にも書きましたが、人にはかかと重心とつま先重心があります。
もちろんディフェンスの重心もかかと重心とつま先重心では違います。そして外側、内側の重心があります。


bodyweighbalance.jpg
重心の違う選手達を同じ形で教えて良いのでしょうか?
もちろん答えは駄目です。違う教え方をすればその子のバスケ人生を壊してしまいます。

どうして見分けるか。
しゃがみ方。
A1とA2:まずお尻を軽く折る。最初は膝は動かさない。
B1とB2:まず膝を軽く曲げて腰を垂直に落とす。
コップの持ち方
A1:人差指・中指・親指の指先を中心にしてつまむように持つ
A2:薬指・中指・親指の指先を中心にしてつまむように持つ
B1:人差指・中指・親指の付け根を中心にして包むように持つ
B2:薬指・中指・親指の付け根を中心にして包むように持つ

それぞれタイプの違いによって体の使い方が変わってきます。
そして体を安定させるために違う重心で立ち、違う重心から力を発揮します。

ディフェンス時つま先重心であれば、前方のつま先にパワーを溜めてディフェンスのスタンスを取れば、素早く一歩が出ます。
かかと重心であれば、かかとを付けたままディフェンスのスタンスを取り、かかとを中心に足全体に力を溜めてから地面を押してつま先に力を流せば素早く一歩でます。
何もかも基本はありますが、基本の次には応用があります。自分のコーチがこう教えたから自分も同じように教えるのではなく、自分が教えてもらった事の上を行く指導をしてはどうでしょうか。
一人一人の体にあった、ディフェンスのスタンス、体にあった動かし方を教えてあげればチームのレベルも、選手のレベルも飛躍すると思います。
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